腰痛ベルトバックインパクト開発秘話12
2014-06-04
摩擦係数により相殺するとはどういう事かと言うと、
腰を屈めた時、少なからず背部の表面積は拡大する。
それを従来品の様な全く伸縮性のない素材であればその動きに対し、
腰痛ベルトは、ズレるだけである。
また、もとの背筋を伸ばした姿勢に戻れば最初に装着した位置とは、
違う場所に腰痛ベルトはズレているだろう。
この一連の動作によって、
腰痛ベルトは上部に段々ズレていくというよく聞く話に結びついていく。


腰痛ベルトのズレに対してどうするべきか?
ではどうするべきか?
腰痛ベルトの支持部が背部の表面積の拡大に合わせて拡大すれば良いのである。
前回のブログで紹介した様に、バックインパクトの支持部は、
真ん中に隙間があるのである。


この隙間が背部の表面積の拡大に対応する。
この隙間をコントロールしているのがV字型のゴムベルトである。

この機構によって、動いてはいけない固定ウレタン部は、
テーピング同様背部を支持し続けながら、
前後左右の動きに対応するフレキシブルな支持部を実現化した。
そして、この様な数々の問題を解決しながら、
異次元の腰痛ベルトバックインパクトは商品化されることとなるのだ。

しかしながら、日米国際特許取得するほどの発明品である、
新感覚腰痛ベルトバックインパクトの特徴を、
腰痛でお悩みの患者さんになかなかお伝えできませんでした。
そういう思いがあり患者さんのお役に立つべく、
腰痛ベルト、腰痛コルセット全般に関するこのブログを立ち上げました。
そしてこのブログでは、
一般の人にもわかりやすい腰痛の基本的なメカニズム等、
それに関連する必要な知識に対しても言及していきます
次回からは、新シリーズ
既存の商品と比較しバックインパクトの有効性を検証する。
をお届けします。