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新しく開発する腰痛ベルトの素材はほぼ決定した。
次に、従来の腰痛ベルトと全く別の発想で考えている、
腰痛ベルトバックインパクトの構造上のシステムの開発が問題とな
従来の腰痛ベルトは、
簡単に言えばお腹を締め上げ脊柱及び背部の筋群を圧迫し、
背部の生理的曲線(人体における望ましい姿勢)
そして、従来の腰痛ベルトの基本構造は、
後ろから前に締め付けこの作業を行っている。
しかし、
方向が全く逆でテーピング同様前から後ろに締め付けるのである。
そして、お腹を締め付けてはいけないというおまけ付きである。
コメント〜
これが後に私たちの言う逆締め構造に結びつくのであるが・・・
当初、前から後に締め付けるという固定概念が強すぎ、
又腹圧をあげてはならないという縛りが強すぎて、
開発の糸口すら見えなかった。
それでも、
結果的に前から後ろに締め付ける力が加わればよいだけで、
前から後ろに締める必要はないということである。
今までの腰痛ベルトではありえない形が浮上してきた。
従来の腰痛ベルトであれば締め付けなければならない一番重要な部
隙間が開いている構造になっている。
なぜそのようなデザインなったかと言うと、
その隙間を埋めるということで、前から後ろに締め付ける力を
発生させる要因にするためである。
この写真からも分かるように、皮膚にシワがよっているのは、
前から後ろに締め付ける力が加わったことに他ならない。
これでバックインパクトの基本構造のほとんどが完成に近づいた。
腰痛ベルトバックインパクト開発秘話82014-05-04
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腰痛ベルトの素材をテーピングに近づけること そしこでテーピング関係の専門書を読みあさった。 テーピングは10分〜20分運動すると効果がなくなると言う人もいるが、
またテーピングをすることによって明らかに筋の収縮が増大する。 私もテーピングの技術者の端くれではあるが、 人体におけるテーピングのズレもしくは感覚をを考慮すると、 腰痛ベルトバックインパクト開発秘話72014-04-04
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前回テーピング法の3つの特徴をあげた。
1)腹部は全く圧迫されない
2)腰痛の症状の出る背部にしか固定感がない
3)前屈してもサポート部がフレキシブルに腰部についてくる
今回は
2)腰痛の症状の出る背部にしか固定感がない
これを構造化するにはまず腰痛ベルトの素材と
テープの素材の特徴をはっきり認識することである。
簡単に言うと腰痛ベルトの素材は、貼りつかない。
テープは、貼りつく。
ものすごい違いである。
しかしこれを解決すれば、
テーピング方が持つさまざまな問題点解決することができる。
テーピングの問題点1)テーパーの問題(技術の巧拙)2)選手の問題(体型、部位等)3)方法の誤り(
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前回テーピング法の3つの特徴をあげた。それについて詳しく今回は掘り下げていくことに
1)腹部は全く圧迫されない
2)腰痛の症状の出る背部にしか固定感がない
3)前屈してもサポート部がフレキシブルに腰部についてくる
腹部は全く圧迫されないホワイトテーピング法は、
アスリートが腰痛に苦しんでいても競技間では、
食事をとらなければいけないからである。
苦しくて食事が取れないイコール、
競技で使うエネルギー補給ができないということである。
腰痛予防のためにエネルギー補給ができないということであれば、
本末転倒である。
腰痛ベルトをホワイトテーピング法と同じ構造形態にすれば良い!ホワイトテーピング法による腰痛テーピングの、
腹部は全く圧迫されないという特徴は、
ホワイトテーピング法と同じ構造形態にすれば良いので、
比較的容易に発案でき構造化することができた。
腰痛に対するホワイトテーピング法は、
患部にホワイトテープを何層にも重ねて貼り、
その部分を安定させるために伸縮性のあるストレッチテープを使い
腹部を一周するという技法を用いる。
1〜3までは、背部にホワイトテープを貼っているだけです。
この画像では分かりづらいかもしれませんが、
4,
腹部を圧迫しない様に一周させています。
それと同様に、バックインパクトのデザインも患部に当たる、
背筋の指示部分とそれを支えるベルト部分というように、
役割分担を各々のパーツごとに持たせた。
それゆえに、今までの腰痛ベルトとは違った特殊な形状となった。
また、ベルト部分はストレッチテープと同じ機能を持つように、
違う伸縮性を持つ2種類の素材を用いた。
問題は、
2)腰痛の症状の出る背部にしか固定感がない
3)前屈してもサポート部がフレキシブルに腰部についてくる
である。
腰痛ベルトバックインパクト開発秘話42014-03-23
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そこで、私の商品を手掛けているメーカーの担当者を呼び相談することにした。 当時私は、 商品一覧
数日後、メーカー開発担当者が2人私の事務所を訪れてくれた。 私の考えている腰痛ベルトのコンセプトを伝えるために、
その手技をもう1人の担当者が、順をおって写真を撮っていき、 テーピングの技術的なこと効果は撮影者も理解できるが ホワイトテーピング法の感想を聞いてみた腰痛ベルトのメーカーであるだけに腰痛ベルトの装着感はよく知っている。
何故、腰痛は起こるのか?2014-03-13
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まずは腰痛についてそして腰痛ベルトバックインパクトについて触れていく。 腰痛について前回では、痛みそのものに焦点を当てたが、
腰痛とは、要するに腰が痛いわけである! 前回は、痛みは大きく三つに分けられることは話したが、 ※参照リンク: 痛みについて
一般に言われるところの末梢生の腰痛症である。
今回は、何故腰痛は起こるのか?という題材だが、 筋スパズムによる痛みとは?みなさんもふくらはぎの腓返りを経験したことがあると思うが、 何故腰痛ベルトバックインパクトが効くのか先ほど直接的な物理的刺激には、バックインパクトは有効ではない様な 腰痛は完全に取り去れるのか?ここで患者さんからよく聞かされる言葉に、
腰痛ベルト(コルセット)バックインパクトについて2014-01-20
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このブログは、 バックインパクトは、名前通り後ろに衝撃を与える物である。 バックインパクトは従来の商品とは全く違う物である!バックインパクトは、分類すると世間的には腰痛ベルト、コルセットのカテゴリーに入るのであろうが、発明し開発した私としては全く違う物だと思っている。 皆さんは、腰痛ベルト、コルセットの意味を知っていますか? このブログの何処のチャプターでこの事にも触れますが、その方法で腰の動きが厳しく制限されるのか? それでは、患者さんが腰痛ベルト、コルセットと呼ばれる腰痛向け装具に求めたものとは何だったのだろう?それは、ズバリQOL(生活の質)を損なわずに腰痛のない日常生活を送る事だろう。 しかし、現実はどうだった? 私個人の見解だが従来のコルセットは、動作を厳しく制限して痛みを軽減させたが、QOL(生活の質)を損なうほど動きづらくするものでもあった為にスタンダードな形にならなかった。それ故に厳しく制限して痛みを軽減させなければいけないが、QOLを損なわないという相反する宿命を背負ったコルセットの開発が求められ発売された。しかし、実現されずコルセットの垣根を越えて腰痛ベルトという名前の装具が出てきたと思っている。 それでは、私の様なスポーツの現場上がりで競技を行う上で動かなければならないアスリートにテーピングで制限をかけていたのに対して、安静にしていても構わない・若くは安静にさせる医療の現場ではコルセットの使用はどの様な考え方で行って来たのであろう? 久しぶりにRene Cailliet著のLow Back Pain Syndromeという本を引っ張りだしてきた。この本は、私がまだ病院務めをしている頃、腰痛症の患者さんに質問された際によくお世話になった本だ。チョット当時を思い出して懐かしい。関係ない話は止めといてこの中でコルセットが満たしていなければ項目が載っているで紹介する。 コルセット及び装具の使用の目的と満たすべき条件①不快感を持たさない様に腰部を固定し、筋スパズム(筋過緊張)が起きる頻度を減少させる。 腰痛ベルト・バックインパクト開発レジェンド2014-01-05
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何故、バックインパクトは生まれたのか? 痛みの治療に携わり 低出力レーザー療法に出会い ストレングストレーニングと向き合い 怪我のケアのためテーピングを覚え 更に自分独自のファンクショナルテーピングを考案し 腰痛症、野球肘、肩関節炎、筋挫傷、シンスプリント等の 選手のために時間の限り野球大会の球場を巡り そして、1人で支えられる選手の人数の限界を知る そこで、選手一人一人が自分で怪我のケアが出来るように また、それを応用し高齢者に多い膝関節炎用のサポーターを作り、 そして、一番問題を抱える人が多い、 これらは全て、アメリカ国際特許を含む今までにない構造を持つ特許取得品である。 Newer Entries » |