Archive for the ‘バックインパクト’ Category

国立研究所データからみるバックインパクトの身体に及ぼす効果 chapter2

2014-06-20

疲労による腰痛をバックインパクト腰痛ベルト)は軽減するのか?

を下記の指針に沿ってさまざまな角度から検証していきます。

 

腰痛の流れ

デスクワークなどの日常場面において、

不良姿勢による腰の筋肉への負担は腰痛の原因の一つになります。

例えば、腰椎周囲の筋力が弱く、適切な姿勢が保持できなかったり、

姿勢が悪くなることで腰椎周囲の筋肉に過度の負担がかかると、

脊柱起立筋などの疲労を生じさせ筋を固くします。

 

これが、腰がだるい、重い、痛いなどの腰部に対する違和感を自覚症状として感じる主な原因です。

つまり、不良姿勢の矯正は日常における腰部への負担を軽減し、腰部の違和感を軽減するといえます。

 

腰痛ベルト(コルセット)実験案

 バックインパクトが腰痛に及ぼす影響

バックインパクトは、脊柱の生理的湾曲を保持できる可能性があります。

 

そこで、バックインパクト装着前後での姿勢の変化を評価し、

バックインパクトによる適切な姿勢保持が腰部筋肉の疲労へ有用であることを評価します。

 

さらに、バックインパクトは腹部への圧迫が少ないため、

バックインパクト装着5 バックインパクト装着4 バックインパクト装着3

腹圧の向上による過度の筋肉への負担を軽減できることが考えられ、

主観的にもバックインパクトは疲労を感じにくいと考えられます。

 

この点に関しても、さまざまな角度から検証していきます。

 

この実験は、
鹿屋体育大学スポーツトレーニング教育研究センター
鹿屋体育大学大学院体育学研究科

西薗 秀嗣教授ならびに
中本 浩輝、河端 将司らにご協力願いました。

 

 

既存の商品と比較しバックインパクトの有効性を検証する chapter6

2014-06-16

腰痛ベルト(コルセット)使用の本来の目的と満たすべき条件を
既存の腰痛ベルトの形状や方法論やコンセプトという面からバックインパクトと比較し読み解く。

腰痛ベルトまたはコルセットの満たすべき条件とは
以前ブログで紹介したと思うが以下の4項目である。

Ⅰ)不快感を持たさない様に腰部を固定し、筋スパズム(筋過緊張)が起きる頻度を減少させる。
Ⅱ)腹筋の緊張を高めることが出来ない場合、腹圧を上げて腰椎の負荷が免れられる様にする。
Ⅲ)良性位(正しい姿勢)に改善する
Ⅳ)どんな屈曲も骨盤で行うようにし、腰椎の動きを最小限にする。
(機能解剖を勉強していないと分かりづらいが、よく腰を曲げると言うがその動作は、実は大腿骨を中心に骨盤が円運動をしているだけである)

 

今回は、
Ⅳ)どんな屈曲も骨盤で行うようにし、腰椎の動きを最小限にする。
について考える。

 

よく腰を曲げると言うがその動作は、

実は大腿骨を中心に骨盤が円運動をしているだけであるということは、補足で書いた。

 

要するに腰椎同士は、なんら角度的な変化をもたず股関節が、
円運動をしているだけだと言うことである。

これに対して既存の腰痛ベルト(コルセット)は、
どのような作用をしているのであろうか?

 

既存の腰痛ベルト(コルセット)は、腹圧をあげようとしたり、
装具内の支えによって、腰椎同士の角度的な変化の制限を考えているのだと思う。

 

しかし、画像を見る限りにおいては、

従来のコルセット3細型コルセット11 従来のコルセット

屈曲位では、コルセット上部に隙間ができているし、
立位では、生理的湾曲(S字カーブ)を支持しているようには見えない。

 

 

バックインパクトにおいてはどうであろう?

 

バックインパクト装着10 バックインパクト装着13 バックインパクト装着3

屈曲位において上部を支持しているし、脊椎の生理的湾曲(S字カーブ)に沿って支持しているのがわかる。
このように、Ⅳ)どんな屈曲も骨盤で行うようにし、腰椎の動きを最小限にする。についても
バックインパクトは、エフェクティブに作用しているのが示唆される。

 

次回からは、
研究データをもとに、バックインパクトの身体に及ぼす効果について、
言及していきたいと思います。

次のシリーズで紹介する実験データは、
鹿屋体育大学スポーツトレーニング教育研究センター
鹿屋体育大学大学院体育学研究科

西薗 秀嗣教授ならびに
中本 浩輝、河端 将司らにご協力願いました。

既存の商品と比較しバックインパクトの有効性を検証する chapter5

2014-06-13

腰痛ベルト(コルセット)使用の本来の目的と満たすべき条件を
既存の腰痛ベルトの形状 、方法論 、コンセプトとバックインパクトと比較し読み解く。

 

腰痛ベルトまたはコルセットの満たすべき条件とは以前ブログで紹介したと思うが以下の4項目である。

Ⅰ)不快感を持たさない様に腰部を固定し、筋スパズム(筋過緊張)が起きる頻度を減少させる。
Ⅱ)腹筋の緊張を高めることが出来ない場合、腹圧を上げて腰椎の負荷が免れられる様にする。
Ⅲ)良性位(正しい姿勢)に改善する
Ⅳ)どんな屈曲も骨盤で行うようにし、腰椎の動きを最小限にする。
(機能解剖を勉強していないと分かりづらいが、よく腰を曲げると言うがその動作は、実は大腿骨を中心に骨盤が円運動をしているだけである)

 

今回は、
Ⅲ)良性位(正しい姿勢)に改善する。
について考える。

 

私は以下のことに疑問を持っている。
既存の腰痛ベルト(コルセット)は、良性位(正しい姿勢)に改善するのであろうか?

正しい姿勢とは?

皆さんは、良性位(正しい姿勢)とはどのような姿勢だと考えているだろうか?

おそらく、まっすぐ背筋が伸びた状態を想像するだろう。
確かにそうではあるが、脊椎は微妙にカーブを描いている。

 

 

脊椎S字曲線

 

 

脊椎は、重たい頭を支えるために、適度なS字カーブを描いている。これを脊椎の生理的湾曲(S字カーブ)と言います。
直立して生活をしている人間にとって、この生理的カーブは大切な役割を担っている。

重力を分散するサスペンションの役割をし、重たい頭を支えるための筋肉の負担を和らげているのです。
ですから、なんらかの原因で生理的カーブが崩れると、分散がうまくいかずに一点に負担がかかるようになり、これが、腰痛の原因の1つとなります。

 

既存の腰痛ベルト(コルセット)は、を脊椎の生理的湾曲(S字カーブ)を
維持するのに役立っていると言えるだろうか?

 

従来のコルセット 太型コルセット6

 

画像見る限りにおいては、腰部を支えるため装具内に入れられている素材は、
直線的でとてもS字カーブを維持しているようには見えない。

 

ではバックインパクトにおいてはどうであろうか?

 

バックインパクト装着3

 

脊椎の生理的湾曲(S字カーブ)に沿って支持しているのがわかると思う。

このように、Ⅲ)良性位(正しい姿勢)に改善するについても、
バックインパクトは、エフェクティブに作用しているのが示唆される。

既存の商品と比較しバックインパクトの有効性を検証する chapter4

2014-06-12

腰痛ベルト(コルセット)使用の本来の目的と満たすべき条件を
既存の腰痛ベルトの形状や方法論やコンセプトという面からバックインパクトと比較し読み解く。
 
腰痛ベルトまたはコルセットの満たすべき条件とは
以前ブログで紹介したと思うが以下の4項目である。

Ⅰ)不快感を持たさない様に腰部を固定し、筋スパズム(筋過緊張)が起きる頻度を減少させる。
Ⅱ)腹筋の緊張を高めることが出来ない場合、腹圧を上げて腰椎の負荷が免れられる様にする。
Ⅲ)良性位(正しい姿勢)に改善する
Ⅳ)どんな屈曲も骨盤で行うようにし、腰椎の動きを最小限にする。
(機能解剖を勉強していないと分かりづらいが、よく腰を曲げると言うがその動作は、実は大腿骨を中心に骨盤が円運動をしているだけである)

 

今回は、
Ⅱ)腹筋の緊張を高めることが出来ない場合、腹圧を上げて腰椎の負荷が免れられる様にする。
について考える。

 

腹筋の緊張を高めることが出来ない場合とは、
シット アップなどのリハビリ的なトレーニングができない場合や、
何らかの疾患で腹筋を緊張させる事ができない場合などである。

 

私は以下のことに疑問を持っている。
はたして、腹圧を上げて腰椎の負荷が免れられるものなのであろうか?

ウエイトリフティングなど、他の人から補助してもらい数人でベルトを
引っ張り呼吸するのも苦しい程締め上げ腹圧を上げるのなら、
腰椎の負荷も免れるだろうが、腰痛ベルト(コルセット)程度の締め付けでは、
無理に思える。

 

従来のコルセット 太型コルセット6

細型コルセット11 太型コルセット9

 

腹圧と腰椎の負荷については、
国立研究機関の研究データをもとに他の機会で言及します。

 

このような考えから、バックインパクトは腹圧とは関係なく
他の方法で、腰椎の負荷を免れられる事を考えた。

 

バックインパクト装着5 バックインパクト装着3 バックインパクト装着8

 

上画像でも分かるように、

バックインパクトは、腹圧を上げ(お腹を締め上げる)て腰椎の負荷を免れる構造ではない。

既存の商品と比較しバックインパクトの有効性を検証する chapter3

2014-06-11

腰痛ベルト(コルセット)使用の本来の目的と満たすべき条件を
既存の商品の形状 、方法論 、コンセプトとバックインパクト比べ読み解く。

満たすべき条件とは以前ブログで紹介したと思うが以下の4項目である。

Ⅰ)不快感を持たさない様に腰部を固定し、筋スパズム(筋過緊張)が起きる頻度を減少させる。
Ⅱ)腹筋の緊張を高めることが出来ない場合、腹圧を上げて腰椎の負荷が免れられる様にする。
Ⅲ)良性位(正しい姿勢)に改善する
Ⅳ)どんな屈曲も骨盤で行うようにし、腰椎の動きを最小限にする。
(機能解剖を勉強していないと分かりづらいが、よく腰を曲げると言うがその動作は、実は大腿骨を中心に骨盤が円運動をしているだけである)

不快感を持たさない様に腰部を固定し、筋スパズム(筋過緊張)が起きる頻度を減少させる。

今回は筋スパズム(筋過緊張)が起きる頻度を減少させるについて考える。

2)腰部での筋スパズム(筋過緊張)が起きる要素

①立位による同じ姿勢での作業

立位を維持するには、脊椎の生理的曲線を保たなければならない為、
腹筋と背筋を交互に緊張させるというさぎょうを身体が行い、
思いのほか背筋に筋スパズム(筋過緊張)が生まれる。

これに関しては、既存の腰痛ベルト(コルセット)でも、
充分対応しているように思える。
従来のコルセット太型コルセット6

 

 

②腰を曲げての長時間の労働

これに関しては、文字通り直接腰部にかなりの負担を強いる。
さてここで、既存の腰痛ベルト(コルセット)でのサポート具合を、
画像通じて考えてみよう。

従来のコルセット3 従来のコルセット2 従来のコルセット1

この画像見る限りにおいては充分サポートしているようには思えない。
明らかにサポートすべき腰背部と腰痛ベルト(コルセット)の間に、
空間ができている。

 

それでは、パックインパクトにおいてはどうであろう?

バックインパクト装着3 バックインパクト装着2

テーピング理論を採用し摩擦係数高いウレタン素材を使っているので、
写真のように完全に密着している。

 

 

③椎間板ヘルニアやすべり症等の腰部の疾患

このような腰部の疾患があると、
本来機能構造的に脊椎でサポートされるべき負荷を、
腰背部の筋肉が緊張して支えるようになる。
結果、筋スパズム(筋過緊張)が生まれる。
既存の腰痛ベルト(コルセット)でも立位においては、
充分サポートしているように思うが、
しかし、前屈した屈曲位では、
サポートしきれていないのではないかと思う。

 

従来のコルセット3従来のコルセット2

バックインパクト装着10 バックインパクト装着12

 

上画像のように、バックインパクトにおいては、
既存の腰痛ベルト(コルセット)の問題点を改善を示唆している。

既存の腰痛ベルトと比較しバックインパクトの有効性を検証する chapter2

2014-06-06

腰痛ベルト(コルセット)使用の本来の目的と満たすべき条件を
既存の商品の形状 、方法論 、コンセプトをバックインパクトと比較し読み解く。

満たすべき条件とは以前ブログで紹介したと思うが以下の4項目である。

Ⅰ)不快感を持たさない様に腰部を固定し、筋スパズム(筋過緊張)が起きる頻度を減少させる。
Ⅱ)腹筋の緊張を高めることが出来ない場合、腹圧を上げて腰椎の負荷が免れられる様にする。
Ⅲ)良性位(正しい姿勢)に改善する
Ⅳ)どんな屈曲も骨盤で行うようにし、腰椎の動きを最小限にする。
(機能解剖を勉強していないと分かりづらいが、よく腰を曲げると言うがその動作は、実は大腿骨を中心に骨盤が円運動をしているだけである)

 

まず、
Ⅰ)不快感を持たさない様に腰部を固定し、筋スパズム(筋過緊張)が起きる頻度を減少させる。
について考える。

 

前回は、既存の腰痛ベルト(コルセット)の特徴について書いたが、
今回は、バックインパクトの特徴について解説する。

前回記事:既存の腰痛ベルトと比較しバックインパクトの有効性を検証する1

人が腰痛ベルトをする時に不快に思う要素

①締め付けられて苦しい

良性位を保つ為にバックインパクトは、テーピング理論を採用したため、
お腹を締め付け腹圧を上げるという構造を持たないので、
このようなことが起きない。

バックインパクト装着5バックインパクト装着3バックインパクト装着6

 

 ②ベルト部がお腹に食い込み痛い

バックインパクトにおいては、
お腹を締め付けることがなく、ベルト部が細いため食い込み痛いということはない。

バックインパクト装着3バックインパクト装着4

 

 

③腰部を支えるため装具内に入れられている素材が硬く違和感と動きづらさがある。

従来品は、装具の硬度により腰椎のアライメントを保とうとするため
装具の硬度が人体の皮膚や筋肉と異なり自ずと違和感と動き辛そを伴うが、
バックインパクトにおいては、テーピング理論を採用し腰背部自体を硬化させている為、
硬い装具を用いる必要がなく、違和感や動きづらさを軽減した。

バックインパクト5バックインパクト4

 

④腰の曲げ伸ばしの都度装具がずれ上がる。

従来の腰痛ベルトは装具が固いことにより腰の屈曲にフレキシブルに対応せず、
装着位置が変わってしまうが、バックインパクトにおいては、
テーピング理論を実現するために、摩擦係数の高いウレタン素材を使うことにより、
肌に密着しフレキシブルに対応し装着位置のズレを軽減した。

バックインパクト装着2バックインパクト5

 

このように腰痛ベルトバックインパクトにおいて、既存の腰痛ベルト(コルセット)の問題点を多く
解決した商品ということが比較から検証できる。

既存の腰痛ベルトと比較しバックインパクトの有効性を検証する chapter1

2014-06-05

腰痛ベルト(コルセット)使用の本来の目的と満たすべき条件を
既存の商品の形状 、方法論 、コンセプトとバックインパクト比べ読み解く。

満たすべき条件とは以前ブログで紹介したと思うが以下の4項目である。

Ⅰ)不快感を持たさない様に腰部を固定し、筋スパズム(筋過緊張)が起きる頻度を減少させる。
Ⅱ)腹筋の緊張を高めることが出来ない場合、腹圧を上げて腰椎の負荷が免れられる様にする。
Ⅲ)良性位(正しい姿勢)に改善する
Ⅳ)どんな屈曲も骨盤で行うようにし、腰椎の動きを最小限にする。
(機能解剖を勉強していないと分かりづらいが、よく腰を曲げると言うがその動作は、実は大腿骨を中心に骨盤が円運動をしているだけである)

 

まず、
Ⅰ)不快感を持たさない様に腰部を固定し、筋スパズム(筋過緊張)が起きる頻度を減少させる。
について考える。

 

人が腰痛ベルトをする時に不快に思う要素とは?

①締め付けられて苦しい

良性位を保つ為にお腹を締め付け腹圧を上げるために起こる。

細型コルセット11太型コルセット9

 

②ベルト部がお腹に食い込み痛い

やはりお腹を締め付けるため装具の端が食い込み痛みを伴う

細型コルセット7太型コルセット8

 

 

③腰部を支えるため装具内に入れられている素材が硬く違和感と動きづらさがある。

装具の硬度により腰椎のアライメントを保とうとするため
装具の硬度が人体の皮膚や筋肉と異なり、
自ずと違和感と動き辛さを伴う。

太型コルセット11太型コルセット10初期型コルセット3

 

④腰の曲げ伸ばしの都度装具がづれ上がる。

装具が固いことにより腰の屈曲にフレキシブルに対応せず、
装着位置が変わってしまう。

細型コルセット12太型コルセット5

 

次回は、バックインパクトの場合を検証します。

 

腰痛ベルトバックインパクト開発秘話12

2014-06-04

摩擦係数により相殺するとはどういう事かと言うと、
腰を屈めた時、少なからず背部の表面積は拡大する。
それを従来品の様な全く伸縮性のない素材であればその動きに対し、
腰痛ベルトは、ズレるだけである。
また、もとの背筋を伸ばした姿勢に戻れば最初に装着した位置とは、
違う場所に腰痛ベルトはズレているだろう。

 

この一連の動作によって、
腰痛ベルトは上部に段々ズレていくというよく聞く話に結びついていく。

従来のコルセット3従来のコルセット2

腰痛ベルトのズレに対してどうするべきか?

ではどうするべきか?
腰痛ベルトの支持部が背部の表面積の拡大に合わせて拡大すれば良いのである。
前回のブログで紹介した様に、バックインパクトの支持部は、
真ん中に隙間があるのである。

バックインパクト2バックインパクト4

この隙間が背部の表面積の拡大に対応する。
この隙間をコントロールしているのがV字型のゴムベルトである。

バックインパクト5

この機構によって、動いてはいけない固定ウレタン部は、
テーピング同様背部を支持し続けながら、
前後左右の動きに対応するフレキシブルな支持部を実現化した。

そして、この様な数々の問題を解決しながら、
異次元の腰痛ベルトバックインパクトは商品化されることとなるのだ。

バックインパクト各色

しかしながら、日米国際特許取得するほどの発明品である、
新感覚腰痛ベルトバックインパクトの特徴を、
腰痛でお悩みの患者さんになかなかお伝えできませんでした。

そういう思いがあり患者さんのお役に立つべく、
腰痛ベルト、腰痛コルセット全般に関するこのブログを立ち上げました。

そしてこのブログでは、
一般の人にもわかりやすい腰痛の基本的なメカニズム等、
それに関連する必要な知識に対しても言及していきます

 

次回からは、新シリーズ

既存の商品と比較しバックインパクトの有効性を検証する。

をお届けします。

腰痛ベルトバックインパクト開発秘話11

2014-05-30

バックインパクトの基本構造のほとんどが完成に近づいた。

次に解決しなければならない問題は
3)前屈側屈してもサポート部がフレキシブルに腰部についてくるである。

従来の腰痛ベルトは、前屈すると画像のように背部と腰痛ベルトの間に、
隙間が開きとても背部をフレキシブルにサポートしているとは言えない。

従来のコルセット3従来のコルセット2 従来のコルセット1

腰痛ホワイトテーピング法は、背部に直接ホワイトテープを貼っているのだから、
ホワイトテープが剥がれない限りは幹部をサポートし続ける。
進化した腰痛ベルトであるバックインパクトは、
この機能構造を持たなければならない。

 

この機能構造を実用化するために、
パックインパクトサポート部の部材選びの時に考えたテーピングは、
必ずしも貼った位置にとどまっているものではなくズレる。
摩擦係数の高いポリウレタンを使い、

ホワイトテープ2伸縮性テープ2

バックインパクト1バックインパクト4

テープを貼るような感覚ではなく摩擦係数により相殺する。
という考えの原点に戻る。

腰痛ベルトバックインパクト開発秘話10

2014-05-27
それでも、そこからメーカーの開発担当者の逆転の発想が生まれた。
結果的に前から後ろに締め付ける力が加わればよいだけで、
前から後ろに締める必要はないということである。
今までの腰痛ベルトではありえない形が浮上してきた。
従来の腰痛ベルトであれば締め付けなければならない一番重要な部分に
隙間が開いている構造になっている。
バックインパクト2バックインパクト4バックインパクト5
なぜそのようなデザインなったかと言うと、
その隙間を埋めるということで、前から後ろに締め付ける力を
発生させる要因にするためである。
バックインパクト装着前後
この写真からも分かるように、皮膚にシワがよっているのは、
前から後ろに締め付ける力が加わったことに他ならない。
これでバックインパクトの基本構造のほとんどが完成に近づいた。
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腰痛ベルト「バックインパクト」は、長年スポーツ選手のケア・テーピングに携わってきた経験をもとに開発した商品です。
科学的にも検証を繰り返して開発した腰痛ベルトです。また全商品国際特許も取得しています。
ぜひ腰痛ベルト「バックインパクト」や関連商品をお試しいただけたらと思います!
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