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腰痛ベルト(コルセット)バックインパクトについて2014-01-20
このブログは、 バックインパクトは、名前通り後ろに衝撃を与える物である。 バックインパクトは従来の商品とは全く違う物である!バックインパクトは、分類すると世間的には腰痛ベルト、コルセットのカテゴリーに入るのであろうが、発明し開発した私としては全く違う物だと思っている。 皆さんは、腰痛ベルト、コルセットの意味を知っていますか? このブログの何処のチャプターでこの事にも触れますが、その方法で腰の動きが厳しく制限されるのか? それでは、患者さんが腰痛ベルト、コルセットと呼ばれる腰痛向け装具に求めたものとは何だったのだろう?それは、ズバリQOL(生活の質)を損なわずに腰痛のない日常生活を送る事だろう。 しかし、現実はどうだった? 私個人の見解だが従来のコルセットは、動作を厳しく制限して痛みを軽減させたが、QOL(生活の質)を損なうほど動きづらくするものでもあった為にスタンダードな形にならなかった。それ故に厳しく制限して痛みを軽減させなければいけないが、QOLを損なわないという相反する宿命を背負ったコルセットの開発が求められ発売された。しかし、実現されずコルセットの垣根を越えて腰痛ベルトという名前の装具が出てきたと思っている。 それでは、私の様なスポーツの現場上がりで競技を行う上で動かなければならないアスリートにテーピングで制限をかけていたのに対して、安静にしていても構わない・若くは安静にさせる医療の現場ではコルセットの使用はどの様な考え方で行って来たのであろう? 久しぶりにRene Cailliet著のLow Back Pain Syndromeという本を引っ張りだしてきた。この本は、私がまだ病院務めをしている頃、腰痛症の患者さんに質問された際によくお世話になった本だ。チョット当時を思い出して懐かしい。関係ない話は止めといてこの中でコルセットが満たしていなければ項目が載っているで紹介する。 コルセット及び装具の使用の目的と満たすべき条件①不快感を持たさない様に腰部を固定し、筋スパズム(筋過緊張)が起きる頻度を減少させる。 |