国立研究所データからみるバックインパクトの身体に及ぼす効果 chapter9

2014-08-22

【目的】
バックインパクト着用が持ち上げ動作時の腹腔内圧上昇量に及ぼす影響を明らかにすること

 

【方法】
被験者は体育大学に所属する男子大学生2名とした(平均:23歳、176.9cm, 75.4kg)。

持ち上げ動作には、土台に取り付けられたチェーンに

、張力計(model 1296F, TAKEI Inst, Japan) を介して金属製の支柱を取り付けた機器を使用した(図1)。

 

実験画像10

(図1)

 

被験者は膝蓋骨上縁の高さで金属支柱を把持し、膝関節と肘関節の伸展位を保持したまま、

体幹前傾位から垂直に引き上げるように等尺性の体幹伸展動作を行った。

 

被験者は初めに最大張力発揮(MVC)を2回実施し、

得られた最大張力に対して25%、50%、75%MVCに相当する張力発揮をランダムで2試行ずつ行った。

 

設定した目標値の張力発揮が遂行できるように、張力モニターでフィードバックしながら行った。

これらの試行を3つの条件(腰痛ベルトなし、バックインパクト着用、他社コルセット着用)で、

ランダムに2セットずつ実施した。

 

各試行間には十分な休憩を入れ、疲労の影響を取り除いた。
測定項目は、持ち上げ動作中の腹腔内圧の上昇量とした。

 

腹腔内圧は圧センサー(直径1.6mm, MPC-500, Millar)を肛門から15cm挿入して直腸圧から得た。
持ち上げ動作で得られた腹腔内圧のデータは、各強度の平均値をプロットして回帰式を算出した。

 

次回は、結果報告をします。

 

この実験は、
鹿屋体育大学スポーツトレーニング教育研究センター
鹿屋体育大学大学院体育学研究科

西薗 秀嗣教授ならびに
中本 浩輝、河端 将司らにご協力願いました。

 

 

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