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国立研究所データからみるバックインパクトの身体に及ぼす効果 chapter52014-06-27
まず、プレ実験を行い研究の方向性を決めていく。
プレ実験1の方法報告
どのように実験を行っていくかを決定するために、 被験者1名を対象に先日の実験の一部を行いました。 被験者数1名ということで統計処理は行っていません。 グラフの傾向に基づいて報告いたします。
あくまで1名なのでこれらの結果が全員に当てはまるかどうかは明らかでないということを前提に読んで頂けたらと思います。 また、被験者は陸上短距離走で高い競技力を持っており、 100m走では鹿児島県の今季ベストタイムの記録を持っているということも付記しておきます。
実験1腰痛患者は健常者に比べて、 被験者は刺激ランプの前にリラックスして立ちます。 そして,刺激ランプが点灯した瞬間にできるだけ素早く右腕を挙上します。
つまり,右腕を挙上することによって,姿勢保持に外乱を与え、 姿勢保持に動員される筋活動の効率を捉えようとするものです。
今回は,非着用時→New腰痛ベルト→Another(その他の腰痛ベルト着用時) 各10回ずつ行いました。 三頭筋前部、脊柱起立筋、腹横筋の3箇所です。 先行研究に基づいて、 三頭筋の筋活動開始から腹横筋の活動開始までを 引き算した反応時間 (subtracted reaction time) を計測しました(下図)。
次回は、この実験についての結果報告を詳しく説明します。
この実験は、 西薗 秀嗣教授ならびに |